開花の早い晩生梨が着果
新高では小さな果実になったのがわかるようになりました。
にっこりやかおりの一部でも確認ができます。
かたちがはっきりと判別できたらいよいよ摘果スタート!
大体その品種の満開から2週間後くらいが開始の目安です。
いずれ開花が遅い豊水や幸水も摘果できるようになり、今年は4月末から本格的な摘果シーズンになることが予想されます。
幸水の満開時期に雨が…
一方で4/16の段階で幸水はまだ人工交配をしています。
白井市南部では満開は4/12~13でしたが、北部では元々開花が少し遅いところに14~15に雨が降ってしまったため交配ができなかったようです。
授粉は短い開花期間の中でおこなわねばならず、降雨・強風時にはできないという難しい条件下での仕事になります。
雨が降っていたら雌しべに着いた花粉が流れ落ちてしまいますし、強い風が吹いたら花粉が吹き飛んだり、花びらがあおられて作業性が極端に下がったりしてしまいます。。
花が終わるまでのあいだに日天気が回復することを祈るばかりです。
ミツバチは4/18に引き上げ
市内の開花状況を梨組合役員が巡回して確認し、4/18の夕方に引き上げることになりました。
定時までに各園から持ち出して、所定の場所で養蜂業者さんに返却します。
今年の開花期は全体的には天候に恵まれたので、蜂蜜も沢山集まったのでは?
梨農家さんによると天気の良かった年の巣箱は、搬入時から比べてかなり重くなっているそうです。
一人じゃ持ち上げられなくて、ご家族に手伝ってもらったという方も。
逆に一人で悠々と持ち上げられる年は「あんまり働いてないな、こいつら!」と思うとか。
人工交配同様にミツバチの労働も天気次第なので、個人的には「あまり責めないであげて!」なんて思ってしまいますが(笑)。
ともあれ、ミツバチが帰ったら農薬を散布して、次は防災網の展開、そして摘果が本格的に始まります。
待ったなしの梨の生長、まだまだ梨農家さんたちの慌ただしい日々は続きます。