いつが食べ頃なの?
市販されている果実はすでに食べごろです。そのため皆さんが手にとったときには丁度美味しい状態になっています。
しろいの梨は和梨なので、洋梨のように保存しておいて甘みが増すことはありません。
一部の品種を除いて日持ちは短いので、ご購入後はなるべく早めにお召し上がりください。
いつからいつまで梨は採れて販売されるの?
基本的に8月上旬から9月下旬まで収穫・販売されます。
ただし数はあまり多くないですが、7月下旬から収穫できる極早生の梨や、10月や11月まで収穫・貯蔵できる晩生の梨もあります。
美味しい梨を選ぶポイントは?
先ず果皮の色に注目しましょう。幸水や豊水などの赤梨は黄色みや赤色みがかった果実を、秋麗やかおりなどの青梨は少し黄色みをがかった果実を選んでみてください。
さらに、果皮のザラザラが少なくて張りがあるもの、同じ大きさなら重みがあるものが美味しい梨です。
等級による違いを教えてください
梨は選果の段階で、外見から秀等・優等といった等級に分けられます。果形も果皮もきれいな果実が秀等、果形がややくずれていたり果皮面にやや擦れや汚れがあったりする果実が優等です。
秀等はギフトや高級店などで、優等は量販店や直売所の袋売りなどで販売されています。
味についての大きな違いはなく、秀等も優等も同じく美味しい梨です。用途によってどちらを買うか選ばれています。
大きさで味は違うの?
大ぶりの果実のほうが肉厚で、梨特有のシャキシャキとした食感を味わうことができます。
また梨の果肉は皮に近いほど甘く、芯に近いほど酸味があるので、大きな果実のほうが味のグラデーションを楽しめるでしょう。
ただ元々小さな果実の品種もあれば、1個で1kgを超えるような特大品種もあるので、単純比較して大きな梨のほうが美味しいとはいえません。よろしければ同じ品種で大小を食べ比べてみてください。
白井市は、なぜ梨栽培が盛んなの?
白井市では明治38年に梨の栽培が始まったとされています。果樹栽培に適した土壌であったことや、単収が良かったことから栽培が広がったと思われます。
しかし戦時中には、食料統制や働き手が少なくなり危機を迎えましたが、先人たちの努力により園地が守られ、現在の一大産地となっています。