梨の木は30年を過ぎ老木化すると収穫量が減少することから、新しい木に改植する必要があります。
通常は1年苗を購入し育成しますが、結実するまでに5年程度かかることから、その間の収入が減少してしまうことから改植前に梨栽培をやめてしまう農家もいます。
また新しい栽培技術として、維持管理・収穫などの省力化が図れるジョイント栽培は、より多くの苗を必要とします。
白井市が今後も梨の産地として維持していくには、後継者に梨畑を引き継いでもらう必要があることから、老木化した苗木の改植しやすい環境を整えるため、梨の苗木を1年間共同育成し、2年大苗となった段階で農業者に提供する「しろいの梨育苗センター」を設置・運営しています。
運営主体:白井市梨業組合
育苗本数:最大1,600本