白井市木の国道16号線沿いの梨園にて梨を栽培されている中村さん。
あきあかり、秀玉、豊華といった白井市内でもめずらしい品種を栽培されている梨農家さんです。
— 梨の栽培をこの土地で始めてどのくらいでしょうか?
- 中村さん
- この土地で梨の栽培を始めて50年になります。
- インタビュアー
- 梨の栽培は中村さんの代から始められたのでしょうか?
- 中村さん
- そうですね、私の代で梨の栽培を始めました。
- インタビュアー
- 梨農家になろうと思ったきっかけを教えてください。
- 中村さん
- 先祖がこの土地で畑をやっていたのもあり、自然の流れで就農した形になります。
中村さんの代から始まった梨園。
試行錯誤しながら梨を育ててきました。
— 梨のナカムラ園さんで取り扱っている商品を教えてください。
- 中村さん
- 幸水・あきあかり・豊水・秀玉・豊華・新興・かおりの7品種になります。
- インタビュアー
-
あきあかり、秀玉、豊華は白井市内でもあまり作られていない品種ですね。
オススメの品種はどちらになりますか?
- 中村さん
- 残念ながら当園ではもう栽培をしてませんが好きな品種は【長十郎】です。
- インタビュアー
- 「長十郎」は初めて聞きました。
- 中村さん
- 甘みもあって食感も一番『梨』という感じがする梨なんですよ。
白井市でも珍しい品種を栽培しています。
— 梨を栽培する上でこだわっている事はどんな事でしょうか?
- 中村さん
- 梨農家としてやるべき事はたくさんありますが、梨本来の成長を促進できるように環境を整えてあげる事ですね。
- インタビュアー
- その結果、大玉で甘い梨ができあがるわけですね。
- 中村さん
-
そうですね。
後は、畑の足場をキレイにするように心がけています。
足元をキレイにしておくと作業効率が上がって生産性も上がります。
とてもきれいに整備された梨園でした。
— 梨農家をやっていて大変な事はどんな事でしょうか?
- 中村さん
- 日々、畑を管理していく事は大変ですが強いて言うならば天候に左右される事ですかね。
- インタビュアー
- 自然と共存しながら畑を守っていく事は大変ですよね。
- 中村さん
-
そうですね。
農家全般に言える事ですが、日々変わる環境の中で商品となる梨の品質を一定に保つ事が毎年求められていくので大変です。
- インタビュアー
- 逆に、梨農家を続けていてよかったと思う事を教えてください。
- 中村さん
- 厳しい自然環境の中で1年通して育てた梨を収穫した時に得られる達成感ですね。
毎年、おいしい梨を収穫できたときが1番の喜びです。
中村さんと共に過ごしてきた自慢の1本。
植えてから50年近く経っている幸水の木です。
中村さんの代から始まった梨園で、大玉で甘くておいしい梨を生産しています。
みなさん、ぜひ直売所に足を運んでみてくださいね!
*2018年時の取材となります