令和2年梨栽培技能講習会を開催しました。

令和2年3月17日、白井市梨業組合組合長 秋本享志様梨園にて白井市シルバー人材センター主催で梨栽培技能講習会を開催いたしました。
梨栽培技能講習会は毎年開催されており、全7回で講習と実技を講師を招いて実演します。
こちらの講習会を受けることで梨の繁忙期の際に依頼があった場合、シルバー人材センターから派遣される人材として認定され、多くの方が毎年活躍されています。

毎年新規に講義を受けられる方が多く、今年は20名程度の方が参加。
新型コロナウイルスの予防として参加者はマスクを着用し、お互い距離をとりながら細心の注意をして行いました。


(白井市シルバー人材センター 安藤氏)

今回は講義の前に開講式を行い、白井市の梨栽培に携わる関係者の挨拶によりはじまりました。


(白井市梨業組合組合長 秋本享志氏)


(千葉県 印旛農業事務所 小笠原講師)


(西印旛農業協同組合 松丸氏)

初回となる今回は『花芽整理』の講義と実技を行いました。
『花芽整理』とは、梨の木は開花で貯蔵養分の6-7割を使ってしまうので、余分な花芽を摘除し、養分の無駄な消費を避ける為に行う作業です。
これから行なっていく受粉や摘果の作業の効率化にも繋がる大事な作業です。

受講生は興味・関心が高い方が多く、講義途中にも質問をする方が多くみられました。

白井市梨業組合員の講師の方々にも協力をいただきました。

白井市梨業組合員の方は白井市内で長年、梨農家をされている方々ばかりです。

講義の後にはグループ事に分かれて実際に花芽整理を講師と一緒に行いました。
花芽整理の作業一つとっても枝にいくつ果実を成らせるか、どこに成られるかなど熟練の技術を要する部分がありますが、今回の実技では比較的やりやすい短果枝脇の小さな花芽の摘除を行いました。

次回は『摘蕾・摘花』の講習会を予定しております。

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